統合マネジメントシステムとは、規模や産業分野を問わず、2つ以上のマネジメントシステム(品質、環境、労働衛生管理、情報セキュリティ等)の、共通部分のルールや文書、内部監査、審査などを統合し、運用することです。
ISOにおいてISOマネジメントシステム規格(ISO MSS)の整合性を図るため、上位構造、共通テキスト及び共通用語・定義が制定、承認されました。また、今後新規に策定、改訂される全てのISOはこのISO MSSを原則として採用することが義務付けられています。
ISO MSS設定後、各種ISOの統合化は以前より容易になりましたが、既存文書等のISO MSS化および統合化全般についての運用しやすさについては十分検討の余地があります。 |